決断を下す際の注意点(メッセージ74)
2008年4月13日
どのような事柄に関しても言える事なのですが、何らかの決断を下す際の注意点として以下のことがあげられます。
何らかの決断をする際、ある出来事の一部分だけを切り取って見て判断する事は、己の眼を曇らせる原因となりえますので、必ず前後の出来事も検証し、一連の流れを把握した上で考えてみる必要があります。
一部分だけを切り取り、感情に任せてセンセーショナルに扱(あつか)う事は、周囲の人々に誤(あやま)った感情を抱かせ、間違いを犯す原因ともなりえますので注意が必要です。
物事には必ず結果を生む原因となる事柄があるはずですので、どのような問題に対しても、必ずその出来事の裏側にある真実について考えてみる必要があるのです。
どうしても、目に見える派手な出来事に気を取られがちになってしまうものですが、その裏側には何らかの真実が隠されているものなのです。
そのように、物事の裏側を読むという作業は大変重要な事であり、皆様の霊的成長にとって欠かせないものなのです。
霊的真理を効率よく学びたいのであれば、どのような事柄に関してもご自身の意見を持つように心がけ、一側面からだけではなくあらゆる角度から検証してみるようにするとよいでしょうね。
そうする事により、今までは見えてこなかった真実が浮かび上がってくるのです。
それらの作業の結果得られた結論はあなただけのものです。
他の誰かに押し付けられたものでもなければ、惰性(だせい)的なものでもありません。
これは大切な事です。
確かに、今までの伝統や歴史的に価値ある概念として受け継がれているものを大切にしてゆくのはよい事なのですが、その大事に受け継がれてきたものが『何を意味しているのか?』という事を理解すること無く従っているのでは意味がありません。
『なぜ今まで大事に受け継がれてきたのか?』と、ご自身に問いかけてみる必要があるのです。
それらの行為は、自我を強く保つ役に立ちますし、ご自身なりに検証した結果得られた結論は、少々の抵抗にあっても揺らぐ事がありません。
もしその結論に疑問を抱くようになる時が来るとすれば、ご自身が霊的に成長し、より広い視野で物事を判断できるようになった時でしょう。
そのようになると、以前考えていた事柄に対して『昔は無知だったんだな』という感想を抱くようになるのです。
これは、皆様が霊的に成長した結果なので、大変喜ばしい変化といえるのです。
視野が広くなれば徐々に恐れが減ってまいります。
そうなれば、防衛しようとする意識が少しずつ弱まり、過剰(かじょう)反応することで周囲の人々を傷つけることも減ってくるのです。
ですから、どのような事柄に対しても、ご自身なりに検証し決断するという行為はとても貴重であり、とても大切な時間といえるのです。
生活に追われて忙しい方も大勢おられると思われますから、出来る時で構いません、ほんの少しのでもご自身なりに考えてみる時間を設(もう)けてみてください。
その作業をする事で、今まで見えてこなかった真実が見えてくるでしょう。
そうして得た知識は、上手に活かしてゆく事であなたの人生を豊かにする事でしょう。
これからも、皆様のお役に立てるように誠心誠意努(つと)めてまいりますので、どのような苦難の中にあろうとも挫(くじ)けずに邁進(まいしん)していってください。
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このメッセージは、これまでにも他のメッセージで取り上げられているテーマに関連して、再度注意を促(うなが)す内容となっております。
例えば【未熟な意見について考える重要性】では、『成熟・未熟と言った表面的なレッテルに惑わされずに、自分とは異なる視点から出された意見について慎重に吟味し、物事の背後にある意味を読み取ること』の重要性を指摘しておりますが、『一側面からだけではなくあらゆる角度から検証してみる』と微妙に表現を変えてはいるものの、こちらでもほぼ同様の指摘を繰り返しております。
また、【冷静に判断し実践することの大切さ】や【霊的知識を本当に理解し確信すること】の内容にも通じる部分がありますので、それぞれのメッセージの内容を注意深く読み比べてみてはいかがでしょうか。
その際、実際にご自分の経験された事柄の中に、メッセージで取り上げられた事柄と類似した事例がありましたら、ご自身の過去の経験と照らし合わせながら、『もしあの時、このように対処していたら……』などと想像力を働かせながらメッセージを読んでみるのも、理解を深める為の一助となるでしょう。
管理人も最近になってようやくこのメッセージの意味を、経験を通して実感できるようになってまいりましたが、以前感じていた精神的重圧や苦悩などがウソのように姿を消し、とても気楽で心地好く毎日を過ごせるようになるのですから、不思議なものです。
関連するメッセージ
(物事を判断する材料として情報を扱う場合、表面的な印象に囚(とら)われずにあらゆる角度から観察する必要があるでしょう)
(一時的な感情の変化に判断を惑わされてしまっては、物事を思い通りに運ぶことは叶いません)
(ご自身にとって苦痛を伴う問題が発生した場合、問題を解決する過程の中にこそ、ご自身の霊的成長を促進する要素があるのです)


