望みが叶ったはずなのに……(メッセージ52)

2008年1月3日

 新しい年を迎え、皆様も新たな気持ちでお過しのことと思います。

 そこで一つお話したいことがございます。

 『望みが叶ったはずなのに幸せを感じられない』と思っている皆様へお話ししようと思います。

 『新年早々相応しくない話題だ』と思われる方も多いと思いますが、新年だからこそ気持ちを切り替え、幸せを感じられるようにとの願いを込めてお話させていただきたいと思います。

 

 さて、『望みが叶ったはずなのに……』とお思いの皆様にお聞きしたいのですが、それは本当に皆様が心から願ったものなのでしょうか?

 世間の常識や周りの方々に流された結果“望んでいるつもり”になって、あるいは“本当は嫌”なのに無理をして叶えたのではありませんか?

 それらは虚栄心のために叶えたものではありませんか?

 もしかしたら、周りにいる方々を無視した行為の結果、叶えられたものなのではないでしょうか?

 ご自身の望みを歪(ゆが)めた形で叶えてしまってはいませんか?

 

 これらはほんの一例に過ぎないのですが、当てはまる方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

 『本当に私は今の状況を望んでいたのだろうか?』と、今一度冷静に考えてみる必要があると思われます。

 心の声に耳を傾けてみるのです。

 今の時期は、お休みをいただいている方も多いと思いますので、良い機会だと思います。

 心の声はとても小さく、世間の常識に囚(とら)われ過ぎてしまうと、せっかく聞き取れても無視してしまう可能性がありますので、注意が必要です。

 瞑想(めいそう)などを試みるのも良いかもしれませんね。

 落ち着いてじっくりと考えてみることです。

 心の声が聞こえたら、その声に素直になることです。

 そして、『叶えるためには今何が出来るのだろうか?』と、考えてみてください。

 一足飛びに叶えることは出来ませんが、一歩一歩近づけてゆくことは可能です。

 ご自身の望みを叶えるために必要なことは、“決して焦(あせ)らない”ことです。

 じっくり構え、一歩ずつ階段を上るように着実に歩むことです。

 それはとても長い道のりかもしれませんが、少しずつ望みに近づくごとに、心からの喜びを感じられるようになってまいります。

 その喜びは、例え苦労の連続であったとしても変わることはありません。

 むしろ、より強く感じられるようになるでしょう。

 もちろん、その道のりは楽なものではないでしょうし、嫌なことも沢山あるでしょうが、大変な思いをするからこそ、その成果を感じられた時の喜びは一入(ひとしお)なのです。

 皆様が積極的に努力してゆくことで、守護霊や補助霊も援助しやすい環境が整うので、より多くのエネルギーを皆様にお届けすることが出来るのです。

 そのエネルギーは、必ず皆様が苦難を乗り越える上で役立つことでしょう。

 はっきり分かるようなものでは無いですし、皆様にはご理解いただけないかもしれませんが、勇気や希望を持てるようになるために、それらのエネルギーがお手伝いをしているのです。

 守護霊や補助霊は、常に皆様のお力になれるようにと努め、日々精進(しょうじん)しているのです。

 そのことを是非覚えておいていただきたいのです。

 皆様は一人ではありません。

 決して孤独な存在という訳ではないのです。

 ただ皆様の五感では感じ取ることが出来ないだけで、いつも皆様のことを思う存在があることを忘れないでいただきたいと思います。

 皆様を愛していればこそ出来ることなのです。

 皆様は愛されている存在なのだということを忘れないでください。

 

 どうか皆様にとって今年一年が充実した良い年でありますように。

 苦難を乗り越え、本当の幸せを感じられるようになりますように。

 お付き合いくださり、まことにありがとうございました。

 『望みが叶ったはずなのに……』——そんな思いは、誰もが一度や二度は感じた経験があるのではないでしょうか。

 そういう管理人も、かつて同様の経験をした一人です。

 その望みの内容は人によって千差万別でしょうが、その望みを叶えるために多くの犠牲(ぎせい)を払ってしまった——あるいは、その望みを叶えることによって得られると思ったものが得られなかった——もしくは、望みを叶えた後になって、実はその望みは自分が本心から望んでいるものではなかったと気づく——という場合もあるでしょう。

 メッセージではそのような時に『本当に私は今の状況を望んでいたのだろうか?』と、今一度冷静に考えてみることを勧めております。

 人間は肉体をまとっているという制約によって、どうしても五感が認識できない要素を軽視、あるいは無視しがちになります。

 そして、五感が認識できる対象は、肉体が物質で構成されているために物的要素に限られてしまいます。

 これまでに私たちの元にもたらされたさまざまな霊的知識や、恐らくその列の最後尾に加えられると思われるこのメッセージを通じて、人間の本質は物的な存在ではないこと、そして物的な身体は地上界で経験を積むために一時的に必要な外套(がいとう)に過ぎないことを、既に私たちは知識として手に入れております。

 そこで、メッセージの言葉にもう一度目を向けてみましょう。

 自分自身が何を望んでいるのかについて、もう一度冷静に考え直してみること——つまり、心の声に耳を傾けることにより、これまでは一見理解しているようで実は曖昧(あいまい)だった自分自身の心のうちについて、以前よりは理解が深まるようになるでしょう。

 自分自身に対して理解が深まると、自分の本当の望みが見えてきます。

 自分の望みというゴールと、自分の現状というスタート地点、そしてスタートからゴールへと至る筋道が明確になってきます。

 そうすれば、今の自分が望みを叶えるために何をすればよいのか、おのずと手段は導き出されるでしょう。

 慌(あわただ)しく日常生活を送る中で、自分自身の心の声に耳を傾けられるだけの時間をやりくりするのは大変かも知れませんが、正月などのまとまった休日に限らず、定期的にその様な時間を取るように努めたいですね。

関連するメッセージ

【人間関係を良好に保つ】

(ご自身の望みを叶えるには、周囲との人間関係がかなり重要な要素となるでしょう)

【冷静に判断し実践することの大切さ】

(冷静な判断に基づいて実践を積み重ねれば、あなたは確実に望みを叶える方向へ近づいてゆけるでしょう)